YOKOGAO

■プログラム・アドバイザー■
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西村 暹(にしむら・すすむ)
 1955年、東大理学部化学科卒、1960年、東大理学部生物化学科博士課程卒。(財)癌研、米国留学の後、1965年から1992年まで国立がんセンター研究所に奉職。定年後、1999年4月まで萬有製薬(株)つくば研究所の所長を務める。現在は同名誉所長。2000年6月に専務取締役を退任後、現在は数人の若手スタッフ、ポスドク、学生さんの助けを借りて、以前から行っていた研究で気にかかっていたテーマ;tRNA中の修飾ヌクレオシドの機能を生合成酵素のノックアウトマウスで調べたり、われわれが15年前に発見した酵素ラジカルによってDNA中に生成する8-ヒドロキシグアニンの変異や発ガンにおける関与などを明らかにする実験を始めている。基礎研究の面で興味ある成果が出ればと願っている。
 趣味はバラの栽培とラジコン飛行機だが、特にラジコンに興味のある方はご連絡ください。

アカデミー事業へのひとこと:
 「アカデミーの第一目的は、他分野の研究者の交流と理解していますが、資金が集まってきた際には、つくば地区の研究者がリーダーとなった特定のテーマの国際研究集会もサポートできればよいなと思っています」