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向井 千秋(むかい・ちあき)

宇宙飛行士・宇宙航空研究開発機構

群馬県館林市生まれ。1977年慶応義塾大学医学部卒。同年医師免許取得。1988年同大学博士号取得。1977〜1985年、慶応義塾大学医学部外科学教室医局員として、同大学他の診療に従事。同大学同教室助手として心臓血管外科の臨床及び研究に従事していた1985年8月、NASDA(現JAXA)より、第一次材料実験の搭乗科学技術者として、毛利衛さん、土井隆雄さんとともに選ばれる。以降、地上からの科学実験に関する管制業務、1994年第二次国際微小重力実験計画時にコロンビア号に搭乗。骨、筋肉代謝に関わる宇宙医学を含む82テーマを遂行した。1998年10月〜11月のSTS95ミッションでは史上最高齢の宇宙飛行士ジョングレン氏とともに再び搭乗し生命科学分野等の実験を実施した。2000年8月にはNASAよりSTS107ミッションの副サイエンティストに任命され材料科学、生命科学宇宙医学実験などの研究取りまとめを実施した。2004年9月よりストラスブールにある国際宇宙大学(フランス)で教授として教鞭をとる。
 
 
ブルース・マレイ(Bruce Murray)
カリフォルニア工科大学名誉教授(惑星科学・地質学)

1931年ニューヨーク生まれ。1955年にマサチューセッツ工科大学で博士号を取得。1969年より2001年までカリフォルニア工科大学教授。1976年〜1982年カリフォルニア工科大学のジェット推進研究所所長。1961年から1973年までマリナー4、6、7、9号の探査計画を担当。1969年〜1975年には金星・水星に接近したマリナー10号のプロジェクトマネージャーを務めた。ロシアとの共同宇宙開発にも参加(1986年〜1996年)。長い間、米国の火星探査研究のメンバーであり、1999年よりNASA火星研究評価チームのコンサルタントを務めるなど、NASAのご意見番的存在である。1980年にカール・セーガン博士とともに惑星協会を設立し、1997年〜2001年に会長を務める。数多くの研究論文の他、"Navigating the Future" (Harper Row, 1975年)等の著書・共著がある。
 
 
高橋 栄一(たかはし・えいいち)
東京工業大学大学院 理工学研究科地球惑星科学専攻 教授
21世紀COE「地球:人の住む惑星ができるまで」拠点リーダー

静岡県浜松市出身。東京大学理学部地球物理学科卒。大学院では地質学専攻の久城育夫教授に師事して「マグマ成因研究」を始める。米国カーネギー研究所研究員を経て岡山大学固体地球研究センター助手になる。伊藤英司助教授(当時)から高圧発生を学び、地球形成時マグマオーシャンなどに関する先駆的研究に対して米国地球化学会から1987年クラークメダルを授与される。1989年より東工大に移り現在に至る。21世紀COEでは、生命の発生と進化を許した惑星環境の形成条件を19人の仲間と共同で研究する。
 
 
長沼 毅(ながぬま・たけし)
広島大学大学院生物圏科学研究科助教授

1984年筑波大学第二学郡生物学類卒。1989年筑波大学大学院博士課程生物科学研究科修了(理学博士)。1989〜2004年、海洋科学技術センター深海研究部研究員。この間の1991〜1993年、カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員。2004年より現職。主な著書に、「深海生物学への招待」(NHK出版・1996年)、「生物海洋学入門」(翻訳・講談社・1996年)、「NHKスペシャル宇宙〜未知への大紀行 第1巻 天に満ちる生命」(分担執筆・NHK出版・2001年)、「NHKスペシャル地球大進化〜46億年・人類への旅 第1巻 生命の星 大衝突からの始まり」(分担執筆)(NHK出版・2004年)、「生命の星・エウロパ」(NHK出版・2004年)等。専門分野は、深海・地底・南極の微生物学、生物海洋学、マリンバイオテクノロジー。
 
 
高柳 雄一(たかやなぎ・ゆういち)
高エネルギー加速器研究機構 広報担当参与・電気通信大学教授

1939年4月、富山県生まれ。1964年東京大学理学部物理学科卒業、1966年同大学院理学系研究科修士課程修了後、日本放送協会にて主に科学系シリーズ番組等をてがける。1980年から2年間、英国放送協会(BBC)へ出向。その後、NHKスペシャル番組部チーフプロデューサーを歴任、1994年からNHK解説委員。2001年9月、高エネルギー加速器研究機構教授。2003年4月から、電気通信大学教授に就任、NHK部外解説委員を兼務。
 
 
江崎玲於奈(えさき・れおな)
財団法人茨城県科学技術振興財団理事長、つくば国際会議場館長、芝浦工業大学学長

1947年東京大学理学部物理学科卒。神戸工業、東京通信工業(現ソニー)、米国IBM T.J. ワトソン研究所を経て、1992年筑波大学長。1998年より財団法人茨城県科学技術振興財団理事長。1999年4月よりつくば国際会議場館長、2000年4月からは芝浦工業大学長を兼務。
多年にわたり半導体物理学の分野できわめて卓越した業績を挙げ、特に1957年、量子力学のトンネル効果をエサキ・ダイオードにより固体中に検証した業績は、物理学上のきわめて重要な発見である。この「半導体におけるトンネル現象に関する実験的発見」に対して、ノーベル物理学賞(1973年)と文化勲章(1974年)が授与された。また1969年の人工超格子の提唱は、固体物理学の新分野を開拓することに貢献し、世界における半導体研究者の約半数がこれに従事するといわれるほど、大きく発展することになった。この功績により1998年、日本国際賞を受賞。このほか米国物理学会国際賞、米国IEEE協会最高栄誉賞など受賞多数。1998年には勲一等旭日大綬章を受章。理学博士。
日米両国の社会と文化についても積極的に発言し、国際間の理解の増進に貢献してきた。 1992年に筑波大学長に就任してからは、筑波大学の改革・活性化のみならず、日本学術振興会、大学審議会等において活躍し、広く日本の大学及び科学研究の活性化に貢献してきた。1999年6月以降、日本新事業支援機関協議会JANBO会長としてベンチャー創出につとめ、また2000年3月以降は首相の私的諮問機関である教育改革国民会議座長として教育問題に取り組んでいる。
主な著書に「創造力の育て方・鍛え方」(1997年・講談社)、「個性と創造」(1993年・読売新聞社)、「個人人間の時代」(1988年・読売新聞社)、「創造の風土─ニューヨークから」(1987年・三笠書房)等がある。
 
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