つくばサイエンス・アカデミー理事長
TXテクノロジー・ショーケース ツクバ・イン・アキバ2005
組織委員長  江崎 玲於奈

 つくばサイエンス・アカデミーでは、毎年1月に、「つくばテクノロジー・ショーケース」をつくばで行っております。これは、筑波研究学園都市の地域性を生かし、全国に向けての「つくばの発受信」を意識した分野横断的な事業であり、研究者が主体となり、研究者自らが研究のシーズ、ニーズ、アイディア、技術等を発表することにあります。
 これにより、研究者相互、企業相互、研究者・企業・行政の横断的個別交流を促進すると同時に、新たな発想に基づく研究、ベンチャー事業への契機となる場づくりを狙っているのが、このショーケースです。
 今年度は特別企画として、「つくばエクスプレス(TX)」の開通にあわせて、秋葉原で2日間、つくばの研究・技術を見ていただく研究展示会「TXテクノロジー・ショーケース」を開催いたします。これまで、つくばに来るチャンスがなかった人、あるいは、つくば訪問の時間がとれなかった人たちに、ぜひ、つくばの研究・技術を見て聞いていただき、さらに詳細を知りたかったら、TXで45分のつくばまで足を伸ばしていただきたいと思っております。
 この「TXテクノロジー・ショーケース」の主な特徴は、次の4点にあります。

(1)

つくばの幅広い先端的な研究・技術を展示発表することにより、「筑波研究学園都市」の顔を、短時間でお見せします。

(2)

対象者にわかりやすくご案内します。

(3)

内容は、厳選素材の「つくば発:研究・技術」です。

(4)

つくばと秋葉原の関係者による産学官連携事業として、今後の両地域沿線の相互発展を期して、継続性をもたせることを念頭に取り組んでいます。

 この「TXテクノロジー・ショーケース」へのご理解とご支援をお願いすると同時に、多くの方のご参加をお待ちしております。

2005年8月3日